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身体の豆知識2019/01/16
ダイエットのためにランニングをしているのに全然痩せないという方は、筋トレをしてみてください。
おはようございます!
亀有駅北口から徒歩3分、亀有くまさん整骨院の上野です。
先日アメフトの後輩がケガをして亀有くまさん整骨院に来院しました。
その後輩は、一昨年社会人アメフトを引退して、今はダイエットに励んでいます。
現役時代より10数㎏は落ちているのではないでしょうか。
その後輩と話していたんですが、「ランニング(ジョギング)しても大して痩せない」という事です。
単純に脂肪を燃焼させたい場合は、走るよりも歩く(早歩き)の方がお勧めですし、できれば水泳や踏み台昇降の方が効率的です。
しかし、ここでは筋トレをお勧めしたいと思います。
ただ“筋トレ”と言っても、今日はもう少し突っ込んだ内容をご紹介します。
その前に、ここで言う“痩せる”とは単に「体重を落とす」という事ではなく、「細いけどしっかりした健康的な身体」を作るという事です。
まず、ご存知の方も多いかと思いますが、筋肉には「速筋」と「遅筋」という分類があります。
簡単に言うと、
「速筋」・・・白っぽい色をしていて、白筋とも呼ばれる。瞬発的な素早い動きをする際に使われる。収縮速度が速く、大きな力を生み出すが、スタミナがない。筋繊維は太い。
「遅筋」・・・赤っぽい色をしていて、赤筋とも呼ばれる。持続的な動きをする際に使われる。収縮速度が遅く、大きな力は生み出せないが、スタミナがある。筋繊維は細い。
つまりこの「遅筋」を鍛えていけば、「細いけどしっかりした健康的な身体」を作るという事が可能になってきます。
単純にランニング等の有酸素運動だけを続けるよりも、圧倒的に効果的です。
以前、アンチエイジングのためには筋トレしてくださいというお話をしましたが、加齢と共に衰えていくのは、速筋よりも遅筋の割合の方が多いそうです。
尚更、遅筋を鍛えるのは大事になりますね!
それでは実際の筋トレ方法ですが、まず小さい筋肉を細かくトレーニングするよりは、大きな筋肉をトレーニングしていくと良いです。
具体的には、腕立て伏せ、腹筋、背筋、スクワット、カーフレイズ(つま先立ち)、こんな感じで良いと思います。
もちろん、スポーツをやっている方等、よりレベルの高いトレーニングをしている方は、これでは全然足りないと思いますので、そのような場合は追加してください。
これらの種目を1セットあたり20~30回できるくらいの負荷で、3セット行ってください。
セット間のインターバルは30~60秒くらいが良いと思います。
つまり、低い負荷で回数を多くするというのが、遅筋のトレーニングのセオリーになります。
例えば「腕立て伏せ30回もできないよ!」という方は、ベッド等に手をかけて、斜め腕立て伏せにする等の工夫をすると負荷が下がるのでできると思います。
腹筋の場合は、上半身を持ち上げるいわゆるシットアップではなく、足上げ腹筋にすると負荷は低くなりますし、腰を痛めるリスクも軽減します。
負荷を高めたい、低くしたいという場合は、少し工夫が必要になってしまいますが、ダイエットに伸び悩みを感じている方は、是非お試しいただくと良いかと思います。
最後に、脂肪を燃焼させるためには、ランニングやウォーキング等の有酸素運動は必要不可欠なので、それらが必要ないという意味ではありませんので、ご注意ください。
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