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身体の豆知識2018/11/26
自転車競技者や日常的に長く自転車に乗る方に多い「痛み」。その予防と対応策。
おはようございます!
交通事故によるおケガの対応も致します、亀有くまさん整骨院の上野です。
昨日はアメフトの用事で江戸川区臨海球技場まで行ってきました。
駐車場が小さいので自転車で行く事にして、約1時間10分の道のりをこいで行きました。
帰りは夜になっていたため、より安全にゆっくり走って1時間20分かかりましたので、往復で2時間半、自転車をこいだ事になります。
たまに自転車で片道30分とか1時間クラスの遠出をする事がありますが、本当に時々なのでだいぶ疲れてしまいました。
ペダルをこいでいるので足が疲れるかと思いきや、肩や腕にかけてが一番疲れています。
前置きが長くなりましたが、時々ではなく、日常的に長距離走行をしている自転車競技を行っている方に多く見られる「痛み」についてご紹介したいと思います。
自転車競技において多い「ケガ」と言わずになぜ「痛み」と言ったか、「ケガ」となると一番に言われるのは落車した際の骨折や捻挫、打撲です。
今回はそこではなく、落車等のアクシデントがなくても起こってしまう「痛み」についてお話しします。
「手根管症候群」という症状があるのですが、自転車競技の選手や日常的に長く自転車に乗っている方に多く見られます。
ちょっと難しい言葉ですが、簡単に解説すると手首にある手根管と呼ばれる神経が通る管が圧迫されて、親指・人差し指・中指に痛みや痺れが出る事を言います。
これを放っておいてしまうと、細かいものを摘まめなくなったり、OKサインが出来なくなったり、結構日常生活で困ることが出てきますし、ひどくなると手術する事になってしまうので、気になったら早めに対処することをお勧めします。
では、予防と痛み痺れが出てしまった時の対処法をご紹介します。
単純ですが、手根管やその周辺の軟部組織(筋肉や腱等)の硬さが圧迫に対して強く影響を及ぼすことがあるので、手首周りのストレッチや運動が大事になります。
手首を手のひら側や手の甲側に曲げてグーっと伸ばしたり、グルグル回したりします。
また、指を伸ばしたまま付け根部分だけで曲げたり反らしたり、グーパーグーパーを繰り返したりするのも良いです。
本格的に痛み痺れが出てしまうと固定が必要になってしまうので、上記のようなことはできなくなってしまいます。
気になっている方は、固定が必要な事態になる前に、是非しっかり予防をしてください!
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