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身体の豆知識2018/12/06

試合前、練習前のストレッチは不必要!?

おはようございます!

亀有駅北口から徒歩3分、亀有くまさん整骨院の上野です。


先日、アメフトの先輩がくまさん整骨院に来てくれたんですが、その先輩が見たテレビで「試合前にストレッチをし過ぎると良くない」という話をドクターがしていたそうです。

実はこの話は、私も10年くらい前からずっと言い続けている事で、このブログでもお伝えしたと思っていたら、まだ書いていなかったようなので書きたいと思います。
たぶんアメブロ時代に書いたんですね。


結論から言いますと、試合前、練習前のストレッチは不必要ですし、むしろパフォーマンスを落とす事になります。
前半後半のあるスポーツをやった事のある方は、わかるかるかと思いますが、
「身体の調子は良いのになぜか上手くいかない、なぜか力が出ない、一歩がでない感覚がある。でも後半になったらいつもの調子が出てきて本領を発揮できた。」
そんな経験はありませんでしょうか?


これがまさしくストレッチのし過ぎで起こる弊害なんです。

ストレッチをすると筋肉がゆるみます。スポーツにおいてはこれから力を発揮しなくてはならないのに、ゆるませ過ぎては力が入らないんですね。
ソファーでゆったりして映画でも見てリラックスしている時に、急に100mダッシュして自己新記録出せって言われてもできないですよね。
あまりに極端ですがそういう事なんです。


では試合前、練習前に必要なのは何か?
それはストレッチはストレッチでも動的ストレッチやダイナミックストレッチと呼ばれる、動きながら行うストレッチをする事です。
サッカーをやっている方ならご存知な「ブラジル体操」なんかがそうです。

今、私が所属しているチームでは、20ヤードを歩きながら、股関節を回したり、アキレス腱を伸ばしたり色々やっています。




このダイナミックストレッチとしっかり身体を動かすウォーミングアップを行っておけば、ケガのリスクも減らせますし、パフォーマンスを落とすことなく試合(練習)に臨むことができます。


しかしながら、冒頭の先輩も言っておりましたが、今までの流れや習慣で、「どうしてもストレッチしておかないと不安だ。」という方もきっと多いと思います。
そういう場合は、無理にやらないという選択をしなくても大丈夫です。
ストレッチしちゃってください。

ただし!ストレッチをした後に、しっかりと筋肉を締める動きをしてください。例えば瞬発系の筋トレの動きや短めのダッシュを何本か走ったり等です。
これを行っておけば、前述の「身体の調子は良いのに本領が発揮できない」という事はなくなります。


こういう理論は何年か経つと変わってしまう事も多いので、大変なんですが、是非参考にしていただければと思います。


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