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身体の豆知識2018/12/11
ケガからの早い回復を図るための食事
おはようございます!
亀有駅北口から徒歩3分、亀有くまさん整骨院の上野です。
これまで多くのぎっくり腰の患者さんを診させていただいてきましたが、私のぎっくり腰3日目、平均からかなり早い回復を見せています。
まだ痛みはあるものの、日常の動きなら概ね問題ありません。
昨日のブログでも申したように安静にし過ぎず、程よく動いてるからという事もあるかと思いますが、今日は食事面からケガの早い回復を図るためにはどうすれば良いのかお話ししたいと思います。
まず、大前提としては朝昼晩の3食をしっかり栄養バランスよく食べるという事です。
この大前提が崩れてしまうと、ケガの回復のためにせっかく摂った栄養分が他に使われることになって、意味がなくなってしまう事があります。
ちなみに、普段筋トレをしていてプロテインやアミノ酸、最近で言うとHMBを摂っている方にも同様の事が言えます。
食事を取らずにプロテインを飲むのは無意味に近いので、しっかり食事で栄養を摂っていただいた方が良いと思います。
この大前提を踏まえまして、必要になって来るのが、
・タンパク質
・コラーゲン
です!
タンパク質は、肉や魚、乳製品、卵、大豆等に多く含まれています。
まあこの辺は有名なので、ご存知の方も多いかと思います。
ケガをしている最中は運動量が減りますので、特に白身魚やイカなどは、低脂肪高たんぱくで、良いとされています。
コラーゲンは、鶏皮、手羽先、軟骨、牛スジ、牛テール、豚バラ、豚足。
また、魚の皮、エイヒレ、えび、カレイ、ふかひれ、すっぽん、うなぎ、なまこ等に多く含まれています。
こうして見ると串焼き屋さんで食べられる食材が多いですね。
ケガをしたら、お酒は飲まずに串焼き屋さんに行くのも良いかも知れません。
ここまでは、主に整骨院で診ているおケガの場合です。
つまり、捻挫、挫傷、打撲の場合ですね。脱臼の場合も上記のもので良いと思います。
骨折の場合は、ほとんど整形外科に行かれると思いますが、骨折の場合は、骨を作るために上記のものプラス、
・カルシウム
・ビタミンD
・ビタミンC
・マグネシウム
が必要になってきます。
カルシウムは、桜エビ、チーズ、いかなご、わかさぎ、いわし丸干し、いわし油漬け、ししゃも、油揚げ等があります。
「あれ?カルシウムと言えば牛乳じゃないの!?」と思った方も多いでしょう!
実は、牛乳は他の食材と同量だとカルシウムの含有量って少ないんです。
しかし牛乳は例えば1度にコップ1杯飲んだとしたら200ml摂れます。つまり200gです。
桜エビやチーズを200g食べろと言われたら、まあまあ大変だと思います。
また牛乳の場合、体内への吸収率が良い食材なんです。
カルシウムの体内への吸収率は、
牛乳 約40%
小魚 約33%
野菜 約19%
とされています。
つまり牛乳は大量に摂りやすい上に、吸収率も良いので、「カルシウムと言えば牛乳!」なんですね。
次にビタミンDとビタミンCとマグネシウムですが、これらはカルシウムの吸収率を上げてくれる栄養素です。
ビタミンDは、きくらげ、まいたけ等のキノコ類や鮭、いくら等の魚介類。
ビタミンCは、さつまいも、赤ピーマン、黄ピーマン等の野菜類やキウイ、オレンジ等の果物類。
マグネシウムは、大豆やピーナツ等に多く含まれています。
お気付きかと思いますが、牛乳はタンパク質も豊富でカルシウムも摂りやすいという事です!「ケガしたら牛乳飲め。」という事になりますね!
実は私は牛乳大好きなので、普段からよく飲んでいます。
だから平均より回復が早いのかも知れません!
万が一おケガをしてしまったら、ご参考までに。
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