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身体の豆知識2019/06/06

アイシング目的での冷湿布は有効か?

おはようございます!

亀有駅北口から徒歩3分、亀有くまさん整骨院の上野です。


昨日のアイシングパックの関連で今日のタイトルの件、書きたいと思います。
とは言っても、これまで何度も書いてきました。
しかし世間的には未だ誤解が多いので書きます。


「アイシング目的での冷湿布は有効か?」



答えは「No!」です。


もちろん冷湿布の薬剤の効果はあります。
しかしながら“アイシング”目的での効果はありません。

「冷湿布」は漢字の“冷”が入りますし、貼るとスースーするので冷えたようにも感じますが、実際には冷えてはいません。


アイシングが必要な時は必ず温度の低い物=氷を使用してください。
昨日ご説明したものです。
もしくはアイシング用品でも大丈夫です。

アイシング用品とはアイシング専用のものです。よくケーキを買った時にもらえる保冷剤ではダメです。
アイシング専用のアイシング用品とは冷凍庫で凍らしていても硬くなりません。硬くならないという事は昨日のアイシングパックの説明でもあったように患部への接地面が増えるため効率的に冷やす事ができます。

それに対し、硬くなってしまう保冷剤だと、患部に対して面ではなく点で当たってしまうため、アイシング効果が低くなるという事です。

このようなご説明をすると「アイスノンでも良いですか?」と聞かれる事があります。
アイスノンはその製品によって使えるものと使えないものがあります。
頭に巻くような造りの上記のように凍らしても硬くならないタイプでしたら大丈夫ですが、枕型の表面は柔らかいけど裏面は硬いというようなタイプは不向きです。

患部に対して密着できるかどうかでご判断ください。



日常生活ではアイシングが必要な状況というのも少ないかと思いますので、わざわざアイシング用品を買わなくても昨日のアイシングパックで十分です。
ご家庭にあるものでできます。


昨日も申したように、アイシングは意外と日常生活の中でも使えます。
アイシング=氷
是非覚えておいてください。

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