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身体の豆知識2018/12/07
スポーツの現場ではもちろん、日常生活でもケガをしにくくするための身体作り。
こんにちは!
亀有駅北口から徒歩3分、亀有くまさん整骨院の上野です。
ケガを予防するためにストレッチを入念に行うのはよくある事ですよね?
それは確かに必要な事だと思います。
(但し、昨日のブログに書いたことにも関係しますが、ストレッチするなら運動する前よりも運動後が重要です。)
しかし、長年スポーツをやっているとこの理論が通用しない事態が出てきてしまうんです。
身体が硬くてストレッチが嫌いで、ほとんどやらないのに、全然ケガもしないし、選手としてもかなり優秀な人間がいるんです。
つまり、ケガ予防のためにストレッチという理論が通用しません。
ここからは私の持論になってしまいますが、そういう人たちをずっと観察していると、身体が硬い代わりに身体の使い方が上手いのではないかと思うようになりました。
「身体の使い方」と簡単に言ってしまいましたが、どういう事かと言うと、
バランス能力・・・バランスを正しく保ち、崩れた姿勢を立て直す能力
変換能力・・・状況に応じて臨機応変に素早く動きを切り替える能力
反応能力・・・相手の動きに素早く反応して、適切に対応する能力
連結能力・・・複数の関節を上手く連動させ、身体全体をスムーズに動かす能力
定位能力・・・動いている人や物と自分の位置関係を正確に把握する能力
これらの能力が高い事が考えられます。
この5つの能力は、コーディネーショントレーニングと呼ばれるトレーニングで鍛えられる7つの能力のうちの5つなのですが、特にこの5つの能力が高いとケガを回避する能力も高いと思われます。
コーディネーショントレーニングとは主に子供向けのトレーニングで、何て事はない、私の世代では普通にやっていたような、外遊びの内容がほとんどです。
ケンケンパとか各種鬼ごっこ、大縄跳びやだるまさんが転んだ等数え上げるとキリがないくらいです。
もしお子さんがいて、優れたスポーツ選手にしたい場合、外遊びをたくさんさせてあげてください。
また大人のご本人がケガをしにくい身体を目指したい場合は、昔懐かしい外で遊んだ内容を上手く取り入れたトレーニングをすると良いです。
ちなみに、うちのチームで行っているのは、
・腕をグルグル回すのですが、右は前まわし、左は後ろ回し、これをランダムなタイミングで逆回しにする。これを数回繰り返す。
・右手で2拍子、左手で3拍子、これをランダムなタイミングで逆にする。これを数回繰り返す。
こんな感じでケガ予防のトレーニングをしています。
よろしければ参考にしてください。
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