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身体の豆知識2018/12/19

かかとの成長痛。シーバー病。セーバー病。その原因と対策。

おはようございます!

亀有駅北口から徒歩3分、亀有くまさん整骨院の上野です。


本日はかかとの成長痛についてお話ししたいと思います。
タイトルにも書きましたが、シーバー病とかセーバー病、セバー病という表記がされることがありますが、全て同じです。
正確には「Sever病」です。


この痛みは、先日ご紹介したオスグッド・シュラッター病よりもやや年齢層が下がります。
教科書上では10歳前後とされていますが、実際にこれまで診てきた患者さんの中では、もう少し若い小学1~3年生くらい、つまり6~8歳くらいが多いと思います。



これは繰り返されるアキレス腱の牽引力やかかとの骨に対する衝撃から起こる痛みです。
発育期の骨は大人の骨ほどの強度がないため過度の運動に耐えられず起こっているものとされてます。


かかとの痛みのため、歩く時には必ずかかとはつかなくてはならないので、「歩くだけでも痛い」となってしまいます。
そんな時に有効的なのがテーピングです。

本来持っているかかとのクッション性を高めるテープをすると歩くのに支障がなくなるケースも多いですし、そこまでではないとしても、ほとんどのケースで軽減はします。
これは効果が高いという最大のメリットがありますが、毎回巻いてもらわないといけないというデメリットもあります。


次に有効なのが、かかと部分だけのインソールです。
ゲル状のクッション性の高いインソールが販売されていますので、靴の中に入れて使うと効果があります。
こちらの場合、テープのように毎回貼り直しの必要がないので経済的なメリットがありますが、デメリットもあって、靴が合わなくなったり、他の部分に靴ずれが出来たりする場合があります。


スポーツをやっているのか、外遊びが好きなのか等、お子さまの生活環境に合わせて選ぶと良いかと思いますので是非参考にしてください。





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