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身体の豆知識2018/12/22
四十肩、五十肩の予防と対処法
おはようございます!
亀有駅北口から徒歩3分、亀有くまさん整骨院の上野です。
四十肩、五十肩で急に腕が上がらなくなってしまった何て事はございませんでしょうか。
四十肩、五十肩は、昨日まで全然平気だったのに、今朝から急に痛いとなるケースが多い上、上着やシャツが着れないとか、洗濯物が干せないとか、日常生活に支障が出てくるやっかいな痛みです。
四十肩、五十肩というのは通称で、正式名称ではありません。
単に40代、50代に多いためそのように呼ばれています。
正式に言うとすれば、「肩関節周囲炎」と呼ばれる事が多いでしょう。
正式に言ったとしても、言い換えれば「肩の周りの炎症」なので、とてもあいまいな呼び方です。
つまり、肩の周りが痛くて、明確な原因がない場合は四十肩、五十肩と呼んでおきましょうといった所でしょうか。
ただし、四十肩、五十肩によく似た症状で、手術をした方が良いものや、そこまでではないにしても専門機関でのちゃんとした“治療”が必要な場合もありますので、「どうせ放っておけば治るだろう。」と甘く見ないで、病院や整骨院で診てもらう事をお勧めいたします。
では本題の予防と対処法ですが、
まず、腰かけて姿勢を正し、横から腕を上げて行って手の甲同士を合わせられない方は要注意です!
これを一つの目安にしてください。
これをできるようにするためには肩甲骨の動きを良くする必要があります。
四十肩、五十肩になる年代の方であれば、『ベスト・キッド』という映画をご存知ではないでしょうか?
ジャッキー・チェン版ではなくて、古い方のやつです。
あの映画に良い動きが出てきます。
車に円を描くようにワックスを塗って、ワックスを拭き取る動き、庭の柵にニスを塗る時のハケを上下に動かす動き、また、家の外壁にペンキを塗る時のハケを左右に動かす動き、これらを行うと肩甲骨がしっかり動くようになって、先ほどの手の甲同士を合わせる動きができるようになると思います。
もっと身近な動きで言うと「窓ふき」なんかも良いかと思います。
掃除もしつつ肩甲骨対策もできる。一石二鳥です。
ここまでは予防のお話です。
四十肩、五十肩になってしまったら、これらの動きはできなくなってしまっているでしょう。
もし痛みを我慢してできたとしても、より痛みが強くなるリスクがありますし、先に述べました、別の損傷がある場合もありますので、無理にやらないでください。
正直、四十肩、五十肩は痛みも強いので、なってしまったら来ていただくのが一番なのですが、来られない状況だとした場合は、
あまりに痛みが強い場合はアイシングをして安静がよろしいかと思います。
数日たって痛みはあるけど落ち着いてきた場合は、逆にお風呂等で温めると良いでしょう。楽になる場合は使い捨てカイロを肩関節付近に貼っても良いかと思います。
もちろん、いずれの場合も湿布薬や塗り薬も効果的です。
重ねて申しますが、一番は病院や整骨院に行かれることです。
痛みが発生してからすぐにご来院いただいて、90°以上全く肩が上がらなくなってしまったという状況から、1回の施術で全然痛みがなくなったというケースもありますので、迷わず行かれることをお勧めします。
四十肩、五十肩にならない方も多くいますので、まずは予防が大事です。
是非参考にしていただいて、日頃から予防していただければと思います。
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