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身体の豆知識2019/03/05

実はかなり重要!小指の働き。

おはようございます!

亀有駅北口から徒歩3分、亀有くまさん整骨院の上野です。


先週末、突き指のお話をしました。
指のケガと言えば、小指って一番小さいし軽視してしまっていませんか?
おそらく実際に小指をケガした事のある方はそんな事はないかと思いますが。


タイトルにも書きましたが、実は小指って“つかむ”という行動に対し、かなり重要なんです!
小指を立てた状態(小指を使わない状態)で何か物をつかんでみてください。

小指も使った状態と比べて全然力が入らない事がわかるかと思います。


これは「足」にも言える事で、足の小指が使えないとスポーツにおいてはかなり不利になります。
裸足で行う、柔道、剣道、空手等はもちろんですが、靴を履いて行うスポーツでも靴の中で“つかむ”という動きができていないと、安定感や瞬発的な素早い一歩を出せなかったり、足の小指を使える人と比べて小さな差だったはずのものが、結果的に大きな差につながる事が多々出てきます。


実はこの「足の小指」を使えていない方が結構多いんです。
ご自分でちゃんと「足の小指」が使えているかどうか認識しておられますでしょうか?
認識していない方は、一度チェックした方が良いと思います。


スポーツをやっている方だけではありません。
運動をしていない方も「足の小指」を使えないと転びやすくなってしまったり、足の裏や足首、膝等を痛めてしまうリスクも高まります。




チェックの仕方は簡単です。
足を濡らして、跡がつくような床に足をつければ良いだけです。

これで足形が5本の指までしっかり跡がついていれば、小指も含めて指が使えているという事です。





整骨院に勤めていた時に「フットプリント」なるものを使って足形を取って、分析していた事がありましたが、色々なパターンがありました。

小指だけ跡がつかないパターン。
親指から3本は跡がつくけど、他2本がつかないパターン。
ひどいと指の跡が5本全部、全くつかないパターンもありました。


5本の指全て跡がつくパターンは、意外と少数派です。

しかしこれは訓練で何とでもなります。
正直、時間はかかるかもしれませんし、地味でつまらない訓練にはなりますが、改善はできると考えております。

例えば、足の指でグーパーグーパーを繰り返すとか、タオルを敷いて足の指で手繰り寄せる「タオルギャザー」とか色々あります。


※「タオルギャザー」だいぶ前に動画にしていたのでご参考までに。



この2つが一番簡単で効果を出せると思いますので、足の指の跡がつかない方は、是非お試しください!

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