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身体の豆知識2018/08/14

捻挫をした時の対処法

おはようございます!

亀有駅北口から徒歩3分、亀有くまさん整骨院の上野です。


昨日、帰りにマンションの廊下で排水溝に足がはまってしまい、グリっと捻挫してしまいました。
そんな訳で、捻挫してしまった時の対処法をご紹介します。


まず、捻挫に限らずケガの応急処置として有名なのが、「RICE処置」です。
R・・・Rest(安静)
I ・・・Icing(冷やす)
C・・・Compression(圧迫)
E・・・Elevation(挙上)

この4工程の頭文字を取って「RICE処置」なんですが、
ケガをしてしまったら、患部を動かさないようにして、氷やアイシング用品で冷やして、包帯やテープで圧迫をして、心臓より高い位置まで持ち上げるという事です。


ここで重要なのが、アイシングと圧迫です。
アイシングは、必ず氷やアイシング用品といった温度の低いもので冷やしてください。
以前ブログでもご紹介したように冷湿布を貼っても“冷やす”という意味では無意味になってしまいますのでご注意ください。

アイシングは、受傷直後は大体10~15分を1時間おきくらいに行うと良いです。
1時間おきにアイシングというのも中々大変ですから、できるだけという事ですね。

なぜアイシングをするのか?それは患部が炎症を起こしているので、熱を持ってしまいます。それを抑えるためなんです。
ちなみに、患部が熱を持っているかどうかチェックする時は、手のひらではなく、手の甲でチェックするとわかりやすいです。


そして圧迫ですが、これは内出血を起こして腫れてきますので、その腫れを抑えるためです。
包帯やテーピングで圧迫すると良いのですが、巻き方も難しいですし、1日2日で治れば良いですが、もっとかかってしまう事の方が多いですから、実際は強圧迫タイプのサポーターがお勧めです。
その方が、簡単に脱着ができるのでアイシングもしやすいです。


ただし、やはり包帯やテーピングの方が効果は高いので、受傷直後の2~3日はテープでしっかり固定と圧迫を行い、経過を見てサポーターに切り替えるのが無難かと思います。




受傷直後に、この2つがしっかりできているかどうかで、治癒までの期間が結構変わりますので、かなり重要です!
すぐに整骨院や整形外科に行っていただくのが一番ですが、行くまでの間に是非、お試しください!





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