ブログ

ブログ

身体の豆知識2018/09/21

小顔矯正という言葉にはお気を付けください。

おはようございます!

交通事故によるおケガの対応も致します、亀有くまさん整骨院の上野です。


今朝、Facebookを見ていたらおすすめの投稿で小顔矯正の広告を出してる整骨院が出てきました。
固有名詞は出しませんが、どこにあるかも知らない全然関係ない整骨院です。


その文章を読んでいると、半分以上は嘘もしくは誤解を与える表現でした。


本気で書いていたら「どこで勉強したの?」という感じですし、あえてやっているならかなり悪質です。
何店舗か展開している、かなり大きい整骨院のようでしたので、信じてしまう方も多いかと思います。


小顔矯正ですが、「矯正」という言葉をどういう意味で使うかによって変わってきます。


そもそも頭蓋骨は顎関節、つまりアゴ以外は動きません。ネットを見ていると小顔矯正が売りの整体院等で「頭蓋骨の小さい隙間を動かして…」とか書いているのを見かけますが、頭蓋骨に隙間なんてありません。
確かに赤ちゃんの頃には隙間がありますが、1歳半くらいでその隙間はふさがり、噛み合うような状態でがっちりくっつきます。
つまり頭蓋骨を動かして小顔矯正する事なんてできないんです。




「矯正」という言葉を筋肉を動かす事やむくみを取る事に対しても使うとすれば、小顔矯正する事はできます。
例えば親指の腹を人先指でグーっと押せば一時的に指の形が変わりますよね?それと同じです。
またむくみを取ればかなり印象が変わるくらい小顔になると思います。よくbeforeafterの写真で比較されているのはむくみが取れているだけです。


つまり、世の中にあふれている小顔矯正はむくみを取っているだけと言っても過言ではありません。
私は、むくみを取るだけの行為を「矯正」とは言えないと思うので、小顔矯正なんてできないと思っています。


小顔になれないという意味ではありません。
適正な体脂肪率を保って、毎朝顔のむくみを取っていれば、本来持っているお顔の大きさ、つまり小顔を保てる思います。
頭蓋骨以下の大きさまで求められると、それは無理という事になっていますが。


私も、中学生の頃、180㎝65㎏だった頃は、かなりの小顔でした。
また、180㎝117㎏の大顔になってしまった現在でもお酒をいっぱい飲んだ日の翌朝は、むくみを取る前と後では顔の大きさが全然違います。


ちょっと脱線しましたが、一番困るのは、間違った内容や誤解を与えるような内容を本当にできると信じて施術している施術者が大勢いるという事だと思います。
私と同じ、柔道整復師でもそういう人がいるのが信じられませんが、いるのが現実だと思います。


小顔になりたいみなさんは、是非むくみをしっかり取ってくれる技術があって、尚且つ真実を伝えてくれる施術者を探し出して選んでいただければと思います!












menu

トップへ戻る