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身体の豆知識2019/03/04

汗腺トレーニングで臭う汗や加齢臭を予防する!

おはようございます!

亀有駅北口から徒歩3分、亀有くまさん整骨院の上野です。


先日、外出する事がありJRに乗ったのですが、車内のモニターで「汗腺トレーニング」について放送していました。
「汗腺トレーニング」と言われて、だいたい言葉から想像はできましたが、聞いた事があるような気がするものの、あまり聞いた事がなかった言葉なので調べてみました。


まず、汗腺には「エクリン腺」と「アポクリン腺」があります。
「エクリン腺」は体温調節に関わる汗腺で全身に分布しており、約99%が水のためサラサラとしてあまり臭わない汗が出ます。

それに対し、「アポクリン腺」は体温調節に関わることがなく、ベタベタとしていて、タンパク質、脂質、糖質、アンモニア、鉄分等を含んだ汗を排出し、それそのものの臭いはあまりないものの、それらを体表の常在菌が分解するため臭いが発生します。
また「アポクリン腺」が存在している部位は、わきの下、陰部、耳、胸等限られた部分のみに存在します。
緊張した時の手汗やワキ汗なんかがそうです。


ここまでは、専門学校時代にも学んだので知っている知識でした。


問題はここからなんですが、
運動不足、生活習慣や食生活の乱れ等の要因から「エクリン腺」が衰えてしまって、「エクリン腺」からもベタベタとした「臭う汗」が出てしまう事があるそうです。
それは汗腺が衰えてしまっているために起こるそうです。

汗腺が衰えるという事は、普段から汗をかく習慣がないという事なので、普段から汗をかく事が有効なのだそうです。


言われてみれば、私が所属しているアメフトチームは40歳以上のリーグで、うちのチームは大体アラフィフの方が中心ですが、加齢臭を感じたことがありません。
やはり、スポーツをやっていてたとえ冬でも普段から汗をかいているからなのでしょう。


大変前置きが長くなりました。
運動している方は良いのかも知れませんが、普段運動していない方が急に運動するのも大変だと思いますので、おうちでできる「汗腺トレーニング」をご紹介します。


まず、手足を割と高めの温度のお湯につける事です。
43~44℃のお湯に手(肘から下くらい)と足(ひざ下くらい)を10~15分ほど浸けます。

かなり浅くお湯を張った湯船に四つん這いになると簡単にできます。


次に、ぬるめのお湯に半身浴です。
37~38℃のお湯に10~15分ほど半身を浸けます。
先ほどの浅く張った湯船にぬるめのお湯を追加すると良いでしょう。

この時、水分補給も忘れずにしてください。


そして、出た後も急に体温が下がることがないように注意して室温を調整してください。
徐々に体温が下がっていくようにする事で汗がピタッと止まってしまう事を防ぎます。


今日は調べたての、ほとんど受け売りでしたが、「いい汗」をかくためにお試しいただいてはいかがでしょうか。

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